聞き取りやすい話し方とは?好感のもてる声美人になるコツ8選
働き方・キャリア
私たちは普段から色々な「声」を聞いています。
高い声、低い声など、様々な声があります。声は人の印象を決める要素の1つといわれており、声を使った職業の人の中には、「聞き取りやすい声になりたい」と考える方もいるのではないでしょうか?
この記事ではコールセンターを初めとした、声を使う職業の人が仕事で成功しやすくなるためのコツをご紹介します。
<目次>
・聞き取りやすい声とは?
・日々の練習で声美人になろう!
└【コツ1】発声練習
└【コツ2】腹式呼吸の練習をする
└【コツ3】早口言葉を練習する
・聞き取りやすい声の意外な要素
└【コツ4】姿勢を正しくする
└【コツ5】「アイウエオ」の母音を意識する
└【コツ6】効果的に「間」を取る
└【コツ7】自分の声を録音して聞いてみる
└【コツ8】落ち着いた気持ちで話すようにする
・電話口で聞き取りやすい声を出すには?
・声で表情は伝わる
聞き取りやすい声とは?
一般的に相手に心地よく聞こえる声の高さは、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」の「ソ」の音だといわれています。相手に安心感や信頼感を与えるため、やや低めの落ち着いた声で話すといいそうです。
お客様相談室やクレーム電話の担当の女性も深みのある落ち着いた声で、応対しています。クレーム電話の場合、相手が怒りや不安などで、興奮状態のため、声が高くなったり、大きくなったりします。そのため、応対する側が落ち着いた声を出して話すことにより、相手も落ち着きを取り戻し、それと同時に応対している人に信頼感をもつようになるのです。
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日々の練習で声美人になろう!
では、聞き取りやすい声の持ち主、声美人になるにはどうすればいいでしょうか。「アナウンサーのような声なんてムリだよ」「話すとカミカミで…」などと尻込みする方も、ぜひ今からご紹介する練習法を毎日の習慣にしてみてください。
少しずつ話し方を意識するようになり、努力し続けることで、変化が見えてくるかもしれませんよ。
【コツ1】発声練習
俳優さんの発声練習は、続ければ大きな効果を実感することができます。特に「アイウエオ」の5つの母音をきちんと発音できると、それだけでも聞き取りやすくなります。
まず、大きなあくびをして、口とのどを最大限に広げます。この状態が最も「口とのど」が開いた状態だということを意識しながら、ア~オまで発音してみましょう。
「アイウエオ」から始めて「イウエオア、ウエオアイ、エオアイウ、オアイウエ」と順番に発声します。ア行ができたら、次はカ行、サ行、タ行…と発声し、ワ行まで頑張りましょう。
【コツ2】腹式呼吸の練習をする
発声する時は、「おなかから声を出す」ことを意識しましょう。腹式呼吸のやり方をマスターすれば、よく通る声を自然に出せるようになります。
腹式呼吸は、息を吸う時におなかがふくらみ、息を吐く時にへこみます。おなかに手を当てて、おなかで呼吸する感覚を確かめながら練習してください。腹式呼吸ができるようになったら、おなかの緊張を意識してロングトーンで声を出す練習をおすすめします。
ロングトーンに余裕が出てきたら、ぜひ「笑声(えごえ)」にもチャレンジしてください。笑声とは、声から笑顔が想像できる話し方のことです。コールセンターで仕事をするなら、マスターしたいですね。
【コツ3】早口言葉を練習する
早口言葉は、滑舌をよくするのに大変役に立ちます。でも最初から速く発声する必要はありません。むしろ初めはゆっくりと、1音1音をハッキリと話せるように練習してみてください。では、アナウンサーが行なっている早口言葉に挑戦してみましょう!
ア行:お綾や、親におあやまりなさい。お志しは有り難いが、お心底が恐ろしい
カ行:菊、栗、菊、栗、三(み)菊栗、合わせて菊、栗、六(む)菊栗
サ行:上方僧(じょうほうそう)書写山(しょしゃざん)、社僧の聡名代(そうみょうだい)、今日の奏者は書写じゃぞ書写じゃぞ
タ行:この竹垣に竹立て掛けたのは、竹掛けたかったから、竹立てたのです
ナ行:京の生鱈(なまだら)、奈良、生、マナ鰹
ハ行:伝染病、予防病院、予防病室、伝線予防法
マ行:麦ごみ、麦ごみ、三(み)麦ごみ。合わせて麦ごみ、六(む)麦ごみ
ラ行:とろろ芋を取る苦労より、とろろ芋からとろっとする、とろろ汁を取る苦労
ワ行:お憐れみ(おあわれみ)、お憐れみ、お憐れみ、お憐れみ、お憐れみ
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聞き取りやすい声の意外な要素
他にも聞き取りやすい声を出すためのコツがあります。姿勢や口の形を意識するだけでも随分と変わるものです。
【コツ4】姿勢を正しくする
腹式呼吸をするためにも姿勢は大切です。楽な姿勢で肩の力を抜き、背筋はきちんと伸ばして座りましょう。目線はまっすぐ前に向くようにした方が声の通りが良くなります。
【コツ5】「アイウエオ」の母音を意識する
発声練習で行ったように、母音を意識した発音を心掛けることで、言葉がハッキリして聞き取りやすくなります。出だしや途中だけではなく、言葉尻もきちんと発音するように気をつけましょう。
【コツ6】効果的に「間」を取る
適度に「間(ま)」があると、それが句読点のような働きをして、話の区切りを把握する手がかりになります。また、相手があいづちを打つタイミングとなって、話のリズムを作ったり、頭の中を整理したりと、話をよく理解するための手助けになります。
【コツ7】自分の声を録音して聞いてみる
ちょっとドキドキしますが、スマートフォンの音声メモ機能やレコーダーで自分の声を録音して、聞いてみるのもおすすめです。
【コツ8】落ち着いた気持ちで話すようにする
最も大切なことです。特に、クレーム応対の時などは気持ちが焦ってしまって、早口になりがち。まずは深呼吸して気持ちを落ち着けてから、話し始めるようにしましょう。
電話口で聞き取りやすい声を出すには?
最後に、コールセンターで働くなら知っておきたい「電話口で聞き取りやすい声を出す」ポイントをご紹介します。
- 周囲の雑音が少ない
- 声がきちんと電話のマイクに対して真っすぐに通っている
- 普段の会話より、大きな声を出すよう意識する
- 普段の会話より、ハッキリと発音する
- 落ち着いた声のトーンで話すよう心掛ける
最初の2点は、コールセンターで使用するヘッドセットで応対できます。残り3点は、今日ご紹介した発声練習などで少しずつでも改善していきましょう。
声で表情は伝わる
電話だから顔が見えないといっても、表情は声を通じて相手にちゃんと伝わります。
なるべく口角を上げて笑顔で話すようにしましょう。
穏やかな雰囲気が声から伝わって会話が弾んできます。
今回は、コールセンターでの仕事に限らず、普段から意識していただきたい声美人になるコツをご紹介しました。
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